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日常のこと

つるを編む

つるを使って、自由自在にかごをつくりたい!
・・・10年以上前からそんな野望がありました。

そのために、庭でアケビを育てていた時期もあります。

 

 

結局、どうしたらよいかもわからないし、
時間もなく、集めたつるを引越しのときに捨ててしまいました。

つるへの思いが再燃したきっかけは、古いミシンを拾ってきた解体現場です。実はつるで編んだ古いかごも拾ってきてました。

 

 

カビが生えていたので、柔らかいブラシで丁寧に汚れを落とし、水洗いして乾燥させたのですが、持ち手の部分がボロボロとほどけてきてしまい・・。
丁寧にしっかりとつくられたかごだったので、きちんと直そう!と思い、ついにかご編みを習いに行くことにしたのでした。

今週第1回目の教室に行ってきました!

 

 

まだ初歩の初歩なので、こんなラフな感じですが、他の生徒さんは、バッグやランプシェードなどをせっせと編んでいます。
つるのかごは、使い込むとだんだん色が変わり艶が出て、味が出てくる、まさに木の家のような存在です。
修理すれば何十年も使うことができます。

そこらへんで買ったざるそばのざるはすぐ壊れてしまいますが、そんなものからかっこよくつくりたいです。(ざるは竹か・・)
最終的には、拾ってきたかごのようなかっちりとしたものをつくれるようになりたい!と野望が膨らんでいくのでした~。

(bun)

 

P.S  昔ながらの知恵や工夫を、今の暮らしに生かそうという「さしがねの知恵」コラム、今月号を先週UPしましたので、あわせてご覧ください。

今月は「引き戸のはなし」です。