ちいさいおうち・・・の話。

先日の建物完成見学会の話。
~とてもすってきな家なんですっていう話はさておきですが・・・。

 

 

いらしたお客様のご主人のTシャツの柄。

 

 

 

私には、見覚えのある絵でした。

 

そう、むかーーーし両親に読んでもらった「ちいさいおうち」の絵でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

実は今もあるんです、僕が読んでもらっていたその本が。
昭和39年第8刷発行(岩波書店/¥150)とあります。

 

 

紙の質も古く懐かしい感じ。

 

 

うん?、お気づきの方はいらっしゃるかもしれませんが、Tシャツと本の絵、左右(東西?)反転されています。

 

 

印刷の関係で反転されたのか、どっちがほんとうなんだ?

今売っている本はどうなっているんだ??

 

 

ということで、先日新しく買って(第73刷/同書店)並べてみたら、こんな違いもありました。

 

 

 

 

左上:古い本:絵本の中の文字が縦書きの右開き。
右下:新しい本:文字が横書きの左開き。

 

よくよく調べてみたら、
この本の作家/バージニア・リー・バートンさんの原画は、新しい本と一緒でした。

 

だから、私の記憶に刷り込まれた絵は、原画から言うと反転版。

 

 

 

もしかして、縦書きの読み進む向きと絵のレイアウトにより、左右反転させちゃったのかな・・・。

(写真上が反転版/古い本、下が原画と同じ向き/新しい本)

 

 

新しいものに対しての記憶力が弱くなっている私の記憶においても、
文中の、おうちのあとにつくられた駅は、私の中ではやっぱりちいさいおうちの右側がしっくりくるのです。

 

 

そしてまた余談ですが、

今回“ちいさい本”を買ってしまったのですが、大きいサイズの本もあるらしく、もっと原画に忠実らしいとのこと。

私、原画へははまだまだ遠い道のりのようです。

 

話はそれてしまいましたが、

 

この「ちいさいおうち」のストーリーって素敵なんですよ。
書かれたおよそ90年ほど前に、自然な暮らし方のおすすめをするなんて。。

 

 

それと、最初のくだりに感動しました。

 

私たち木匠工務店は、こんなことをいえる 家づくり をしていきます!。

 

 

 

抜粋を書いてみると、

「・・・どんなに たくさんの おかねを もって きても、このうちを うることは できないぞ。わたしたちの まごの まごの そのまた まごの ときまで このうちは ちゃんと たって いるだろう」

 

この文も、新旧表現の変わっているところがありましたが、せっかくなので古い本版を載せさせて頂きました。

 

ひょんなきっかけで思いだした、ちいさいおうちのお話でした。

 

掲載の本:ちいさいおうち
旧:岩波書店 おはなしとえ ばーじにあ・ばーとん
新:岩波書店 バージニア・リー・バートン文・絵 石井桃子訳

 

(るのみ)