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現場から
屋根の断熱材『セルロースファイバー』
去年末に上棟したセンター南の家です。
現場の方は順調に進み先日天井の断熱材施工が終了しました。
断熱材はセルロースファイバーです。
セルローズファイバーとは、天然の木質繊維のことです。
(新聞古紙を主原料に防熱・撥水性能を付加した製品)
天然繊維であるセルローズファイバーは、
無機繊維(グラスウール)より優れているところがたくさんあります。
その一つに自然が作った小さな空気の粒にあります。
太さが均一で、硬い針のような無機繊維に比べてセルローズファイバーは、様々な繊維が絡み合っています。
この繊維の絡み合いが空気の層をつくることはもちろん、1本1本の繊維の中にも自然の空気胞が存在しているのです。
この空気胞の存在がより一層熱や音を伝えにくくします。
さらに木質繊維特有の吸放湿性で、適度な湿度を保ちます。
自然の恵みが私たちに快適な暮らしをもたらしてくれる。
まさに天然の力です。
木匠工務店の新築物件は天井の断熱に
このセルロースファイバーを標準施工としています。
上嶋