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現場から

中間検査

ある新築現場の一コマです。

この日は中間検査。(写真の方は第三者機関の検査員)

 

建物を新築するときは、まずこのような建物を建てますと法規に沿った建物内容の申請「確認申請」をします。

そして完成すると、その申請の内容通り建物が建ちましたと検査を受けて『完了済み証』をもらわなければいけません。

 

でもその中間時に壁の中に隠れてしまう構造金物、耐力壁などが適正に入っているかを検査する中間検査という検査があります。

 

これは阪神・淡路大震災で倒壊した建物が多数存在したことに鑑み、建築物の安全性の向上のために1999(平成11)年に導入された新制度です。

この制度では、建築物を新築する際のある中間工程を「特定工程」とし、この特定工程の工事が済んだ時点で検査を義務付けるというものです。

 

これが中間検査といいます。

 

上嶋 秀典