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道具の修理
こんにちは。大工の津島です。
先日私は、掛矢(かけや)という道具を直しました。
掛矢とは、杭を打つ時などに使う大型の槌です。
私達は主に構造材などの継ぎ手を継ぐ時に使用しています。
掛矢の頭は丸太みたいな形をしています。
普段は、正方形や長方形の角材を使うことが多いので穴の位置を出すのに少し考えさせられました。
使う時には大きく振りかぶって構造材などの材料を叩くので、緩すぎてしまうと頭の部分が飛んでいってしまったり、持っている手の方に落ちてきてしまいます。
今回は持っている手の方に落ちてくるので直しました。
形が丸くなっているので穴の位置を出すのも加工するのも難しいなぁと感じました。
この様に完成しました!
写っている穴は今まで柄が入っていた穴です。
新しく90度回転させて穴を開けました。
(津島 克洋)