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日常のこと

クリスマスプレゼント

2月より始めたコラムも欠かすことなく年末を迎えられました。
何度か締め切りに間に合わないこともありましたが、いちども滞ることなく連載できました。
毎月、毎月もう締め切りかと思うほど、あっという間に1年が過ぎました。
そして、年とともに年末の忙しさが加速して行くようです。
年末と言えども、ひと月ごとで考えれば、月が替わることと同じなのですが、ひとつの区切りとして、今年のものは今年のうちにと急いてしまいます。
良いことも、嫌なことも全て1年の終わりにリセットし、新年を迎えたいものですね。

 

 

近頃、物事の見方について考える時があります。
事実はひとつであって、変わらないものですが、それをどんな解釈で捉えるかによって、導き出される結果は変わってきます。
日ごろからお世話になっている方から、思いがけずクリスマスプレゼントを頂きました。
5年間続けられる日記帳でした。
何年か前にその日の起こったことを書き綴る目的で、同じ様な5年連用ダイアリーを使ったことがありました。
日々の出来事を記したり、上手くいかないことばかりを書き記すだけで、とうとう止めてしまいました。
きっと、後で見返しても、ちっとも楽しいものではないでしょう。

 

 

そんな折に、プレゼントを頂いたのですが、その方も長年日記をつけているそうです。
やはり、私と同じく日々おこったことを書き綴っていたのですが、数年書き綴った日記を見返すたびに、上手くいかなかったことを思い出し、憂鬱な気分になったそうです。
それからは、良いこと、上手くいったこと、こんなことをしてあげたら人が喜ぶだろうアイデアを記すようにしたのです。
そんな風につけた日記は読み返すことも楽しくなり、毎日綴るのが楽しくなったそうです。

 

 

起きてしまった事実は替えられないでしょうが、そのことについて、どう考えるかは気持ちの持ちようだと思います。
たとえ失敗し、上手くいかないことでも、心掛けひとつでどうにでもなるものだと思いました。
そして、それは日々訓練することで養われるもので、日記を通して実践しようと思っています。

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(佐藤 正志)