よくある質問

住まいをつくることは、一大事です。
それなのに、よくわからないことばかり・・・。
皆さんが知りたいことをなるべくわかりやすく
具体的にご紹介します

  1. Q1「パッシブデザイン」を取り入れた住まいとはどんな住まいですか?

    パッシブデザインとは、太陽の光や熱、自然の風、雨、地中の熱など自然界にあるエネルギーをできるだけ住まいに取り入れること。つまり、住まいの周りにある環境を建築に取り入れた住まいづくりのことを言います。

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    例えば、夏の陽射しを遮り、冬は陽だまりが得られるように、ひさしの出や窓の大きさを考えたり、風とおしが良くなる窓の配置を考えたり、眺めの良い景色を取り込めるよう、設計します。あまり機械に頼らなくても、設計的な工夫で気持ちよく暮らすことができます。夏は夏らしく、冬は冬らしく、季節を感じられる住まい。それは、昔から庶民の住まいであった町屋や農家の家で実践されてきたことなのです。

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  2. Q2パッシブソーラー《そよ風》の特長は何ですか?

    パッシブデザインの考え方を取り入れて、太陽熱をもっと効率よく採り入れる仕組みがパッシソーラー《そよ風》。もともと住まいに備わっている、基礎コンクリートや金属屋根を使って、効率よく太陽熱を採り入れる為の簡単な装置です。

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    冬は新鮮な外の空気を太陽熱で暖めてから住まいに採りいれ、建物全体を暖めます。床下の基礎コンクリートに熱を蓄えることが出来る為、足元から暖まる輻射暖房で部屋のどこにいても温度差のない環境をつくることができます。また、夏の夜の涼しい外気を採り入れることもでき、1年を通してきもちよく暮らすことができ、まるで春の陽だまりのような心地よさを得られます。

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  3. Q3建築費はどのように考えればよいですか?

    住まいの価格と品質は往々にして比例します。安いものには安い訳があるわけで、ひと手間はなかなかかけられないものです。本当に良い住まいは10年位してから差が出ます。見えないところにも労を惜しまずつくった住まいは、長く頑丈に安心して暮らせるものです。また、モノによっては「取り換えのし易いモノの選び方・つくり方」をおすすめしております。

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    また、仮に同じ予算とすれば、建物の大きさをコンパクトにすると「質」を上げられる。そんな考えが私たちのおおもとにあります。「質」は、四季を通した住み心地や、住む人の成長などによる改修工事のし易さ、それとメンテナンスのし易さなどにつながっていると、考えています。

    先ずは予算の大小に限らず、計画の中でどんなことができるのかを一緒に考えていきたいと思います。

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  4. Q4木の家は素敵だけど、簡単に燃えたり、腐ったりするのではないかと心配です。

    物が燃え続けるためには、燃えるものと、十分な酸素の供給、十分な熱(温度)が必要です。木は小さな薪など簡単に燃える印象がありますが、柱や梁などの住まいを支える構造材は木の断面積に比べて表面の大きさが小さい為、内部まで酸素が供給されずに一気に燃えすすむことはありません。

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    また、表面が炭化することで、熱を内部まで伝えにくくして燃え広がるのを防いでくれます。木は、それ自体が断熱材のように熱を伝えにくい構造になっていることも簡単に燃え進まない理由です。

    木はすぐ腐るから心配ということを聞きます。木が燃える条件と同じく、条件が揃わないと腐ることはありません。木が腐るためには、腐らせるカビがある、えさとなる木がある、適度な温度と湿度があるといった条件が必要です。木を腐らせる「腐朽菌」と呼ばれる菌はどこにでも存在して空気中を浮遊しています。湿った木に漂着すると分解しながら繁殖して木を腐らせます。このとき適度な温度もないと活動できません。比較的暖かく、いつも湿っているところでないと木を腐らせることはできません。浴室の土台や脱衣場、キッチンの床などが痛みやすいのはこのためです。

    木は濡らしても濡らしっぱなしにしないこと、濡れてもすぐに乾く環境であれば、腐ることはありません。また、濡れたり、湿度の高い環境下で使用する場合は、耐久性の高いヒバ材や桧材、杉材の赤身(心材)を用いることが大切です。

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  5. Q5家があちこち傷んできています。家を建ててくれた大工さんも廃業してしまい、誰に頼んでよいかわかりません。

    このようなご相談を最近よく伺います。どうぞお気軽にご相談ください。 専門のスタッフが伺い、家の痛み具合を無料で点検いたします。 特に雨漏り、シロアリによる食害などは、日頃気がつきにくいけれど、気がつかずに放っておくと、どんどん家を傷めてしまいます。

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    目視により、ひととおり建物を点検した上で、緊急に修理する必要のある場所、できれば、早めに補修しておいた方がいい場所、見た目の問題以外は、緊急性のない場所などを判断し、天井裏や床下については、写真をお見せしながらご説明します。

    修理費用がどれくらいかかるか?は、あらかじめ見積書を出してご説明しますが、修理の場合、建物の一部を壊して、内部を改めなければ、痛み具合がわからず、工事の内容が確定しない場合もあります。その場合は、こんな風になっていたらいくらかかる、この程度で済んだらいくらぐらい……。となるべく具体的な例をあげて金額をお伝えします。

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