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現場から

振れ隅の刻み


 

先週上棟した物件の内容です

 

この物件の屋根は片側が寄棟になっていてしかも隅棟が45度ではなく振れています

通常のプレカットでは加工の対応出来なくて、隅木廻りを棟梁が墨付け刻みをしました
指金(さしがね)を使う規矩術(きくじゅつ)を理解できていないとできない加工です

 

今これをできる大工さんがどれくらいいるのか?

 

内容が難しすぎて何のこっちゃ分からないかもしれませんが

とにかく凄く難しい技術ということだけは伝えておきます
(内容を詳しく知りたい方はググってください笑)

 

 

どんどん失われつつある技術であるのは間違いないです

 

このような技術も継承していかなければいけませんね

 

〚上嶋 秀典〛