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リフォーム・小工事
サンゴバン
聞きなれない言葉だと思いますが、
フランスのガラスメーカーの名前です。
その歴史は古く、ルイ14世の時代に創業、(マリーアントワネットより古い!)
・・となるとすでに創業360年近くになる老舗です。
日本では昭和の中頃までは、様々な型板ガラスが普通に流通していましたが、最近では、ほとんど製造していないので、解体する建物からわざわざ拾ってきて使ったりすることもあります。
以前うちでつくった建具と袖ガラスですが、こんな風に新しい建具などに古いガラスをちょっとはめ込むだけで、ぐっといい感じになります。
でもいつも古いガラスがあるというわけではなく・・・。
ちょっと素敵なガラスを使いたい!というときに登場するのが「サンゴバン」!
カタログにはたくさんのきれいなガラスが載っているのに、実際に手に入るのは数種類しかない、というちょっと厄介な代物でもあります。
でも実際に使ってみるととても雰囲気よく、自然光も照明の灯りも1ランクアップする気がします。
もともとは戸車のない大きな重たい戸でした。
敷居の段差もあり、比較的大きな開口といえど、決して開放的とはいえませんでした。
今回、ハンガーレールにして敷居もなくなり、劇的に軽くなりました。
建具ひとつ替えるだけでふたつの部屋の関係性ががらっと変わってくるのではないかと思います。
一役買っているサンゴバンなのでした~。
よい週末をお過ごしください!
(bun)