新しい名刺入れ

30年以上使っていた名刺入れの表皮がべろーんとめくれてしまいました。
まじまじ見るとずいぶんと年季が入っていたもんだ。ぼろぼろです・・・

この名刺入れは、大学の卒業旅行でパリに行った時に一目ぼれして買ったもので、卒業して仕事を始めたときから今に至るまで、気に入って使っていました。
紐が交差してかかっていることで、どちらからも開閉できるというちょっと不思議な構造です。
しかし物持ちがいいにも程がある・・・

まだまだ働かなければならぬゆえ、この際新調しよう。
これほどまでに気に入るものが見つかるだろうか？

ハイブランド？いや違うな。
伝統工芸品にしよう！

・・・ということで、新しい名刺入れは、印伝革のものにしました。
印伝とは、鹿の革に漆で模様を描いたもので、甲州印伝といって山梨のものが有名です。
以前から気になっていました。

なんと木匠工務店にふさわしく、七宝文様の柄を見つけました！
しかも最近お気に入りの紺色、太鼓のれんの紺色、
もうこれしかない！という代物です。

引退するまで大切に使えそうです。

ずいぶんと寒くなってきましたね。
よい週末をお過ごしください。

(bun)