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現場から

雨よ、上がってくれ~!

今日現場に立ち寄った時、下校途中の小学生たちの会話が聞こえました。
161121
「なんかできてるよー」
「えっ、前から立ってたじゃん」
「へー」。

 

いやいや、これからつくるんですっ!
今できているのは、足場のことですね。

 

そう、ここは、基礎工事を終え、土台を敷き終った「大蔵町の家」。

明日は建て方工事なのです。

 

うちの大工が朝、柱を建てるところから始めて、通常お昼頃には2階の床まで組みあげ、夕方前には棟木まで上がり、名前の如く“棟上げ工事”となります。ここの現場では、柱や梁材は、およそ200本ほどになりますが、ひとつひとつ建てる位置・向き・組み上げる順番は決まっています。そう、実は決まっているから、大工みんなで同時に動いても手際よくできるのです。

とはいえ今回は、朝には雨が上がることが、ひとつ心配の種なのです・・・。

 

これに先立ち先週には、ご近隣の方々にご挨拶をしてまいりました。
たくさんの材料をトラックから降ろす事になりますので、通行時のご協力をいただいたり、音などご迷惑をおかけする事にもなります。
「お互い様ですからどうぞ・・・」とおっしゃっては頂きましたが、ご理解をお願いしてきました。

工事の安全には特に気を付けてすすめてまいります。

 

・・・追伸・・・
明日、小学生の彼らが帰ってくるときの話ってどんなかなー?

「おー、かっこいい」かな。それとも、「すげぇー」かな。木のにおいの事も気が付いてくれるかなー。

通っていた時間は3時少し前だったので、気にしてみま~す・・・。
(るのみ)