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現場から

13㌢/年間の成長。

 

当時「ユリちゃん」は、
平成6年5月から平成7年5月までのちょうど1年間に13センチ延びたそうですね。
きっと生まれて間もない頃だったのでしょう。。

 

 

ヒノキの柱が証言してくれました。

今や「ユリさん」ですが、そのご両親(=今回の建て主さん)に聞くと、

「きっと(ユリさんの)祖父母が刻んでくれたんだろうな・・・」との話。

うちの事務所からおよそ15分位のところで、ある住まいの建替え計画が始まっています。

 


今は亡き親の代から引き継いだ住まい、何か思い出として残せるものはないかということで、
解体工事の最中に、和室と台所の間にある柱を2本抜いてきました。

 

 

 

とはいえ、
当初は住み替えの考えもあり、不動産業者さんと共にいろいろ土地を見に行きました。
そうそう、去年の8月頃でした、いろんな「物件」をみたけれど、帯に短し襷に長し・・・、踏ん切るまでには至りませんでした。

 

 

 

住み替えたいと思わせた要因を整理していくと、設計案や今の技術で解決できることもあり、

「やっぱりここに住もう」ということになりました。

「住まい」って、金銭的な面だけでなく「家族の思い」っていうのも大事です
(@_@)。

 

私たちお会いはしていませんが、その祖父母さんからの「思い」をヒノキの柱を通して伝えられたようです。

 

 

 

だって、祖父は大工さんだったんですって!

はい、ちゃんと後世にだって恥ずかしくないちゃんとした「木の家」つくります、よろしくお願いします
(@_@)!!。

 

(るのみ)

 

→→この「思いを受け継いだ柱」はどうなったのか、

一見をご希望の方は↓↓へ。

https://mokusho.com/event/5690/

以上です。20年1月20日追記しました。