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リフォーム・小工事

新しいアプローチをつくる。(完成編)

ちょうど一か月前にブログで紹介した外構工事のその後です。

 

 

【before】3年ほど前にリノベーション工事を行ったお客さまからの依頼で、古いブロック塀解体の助成金を受けての外構工事を行いました。

 

 

【before】アプローチは、凝っているのだけれど、足を踏み外しそうな回り階段。。

 

 

【before】お庭と駐車場の段差が危なくて、踏み台も不安定。。

 

 

【after】危ないブロック塀も撤去して、安全ですっきりした門回りにしたい、というご要望を受けて、このようにご提案しました。

入口の位置を変え、すっきりした新しいアプローチをつくりました。

インターホンも門を入って玄関引戸の脇にあったのを、門柱の外側へお引越しです。

 

 

【after】門扉は設けず、歳を重ねてもやさしい緩やかなスロープと階段を組み合わせたアプローチになりました。

将来は必要に応じて、左右どちらにでも手すりを設けることができる幅を取っています。

 

 

【after】門柱には、お施主さん手配の素敵な真鍮の表札に合わせて、

板金笠木を銅板でご提案しました。

今はピカピカですが、数か月のうちに色が徐々に茶色く変化していくと思います。

そのうち緑青でも出てきてくれたらまた面白いのですが、、、

木部の焦げ茶色、刷毛引き仕上げのモルタル、銅板、真鍮のすべてが、年月を経た後の方が、

今よりもずっと味わい深くなる仕様です。

今後の経年変化を楽しみに見守りたいと思います。

(bun)