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現場から

配筋検査合格

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梅雨の晴れ間を縫って「鶴ヶ峰の家」では基礎の鉄筋が綺麗に組まれています。
鉄筋コンクリートはそれぞれの長所と短所を補う素材同士が上手く結合して強さを発揮します。
コンクリートは圧縮に強いけど、曲げたりするとポキンと折れてしまいます。
一方鉄筋は引っ張りに強く、粘りを発揮します。

 

基礎の下にも鉄筋を組んでコンクリートを流すことによって、一枚の板のように頑丈になり、建物全体の荷重を面でうけます。
コンクリートを流した後では確認出来ない鉄筋を、第三者の検査員の方に検査して頂きました。

 

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申請通りの施工で、無事合格を頂きました。
青く見えているのは、断熱材です。
この住まいは、太陽熱を建物に取り入れる、パッシブソーラーの住まいです。
屋根で温められた空気を床下のコンクリートに蓄えます。
蓄えた熱が地中に逃げていかないように、基礎の下側にも断熱材を敷き詰めています。
右の立ち上がりにある、断熱材も、同じように建物の外側に逃げていかない為のものです。
取り入れた自然エネルギー(太陽熱)を外に逃がさない為の工夫が大切です。
明日はコンクリートの打ち込み日、天候がこのまま変わりませんように。(佐藤正志)