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現場から
建築物のお医者さん
こんにちは。大工の神本です。
今日はちょっと建築についての話をしようかと思います。
この写真はマンションリフォームの際の写真です。
普段は見ることができない壁の裏側が見えていますね。
赤い配管は給湯、青い配管は給水、灰色のケーブルは電気の配線です。
「住宅とは住むための機械である」と、ある有名な建築家は言いましたが、僕は生き物のようでもあるな、と感じています。
柱や梁、壁は、強度を持たせる「骨や肉体」
電気水道ガスは、体内を伝達する「血管や神経」
壁紙や塗装は、着飾るための「お洋服」
そう考えると、建築物がまるで生き物のように感じます。
そして、それを造ったり直したりする職人さんたちは、いうなれば建築物のお医者さんといったところでしょうか。
以上、大工の神本でした~。
(神本 武司)