建物レポート
イベント報告 | 鶴間の家 建物完成見学会
2/17(土)&18(日)・穏やかに晴れた冬の日、「鶴間の家」建物完成見学会を行いました。
その住まいのスナップ写真と共に報告いたします。
この住まいづくりのはじめの一歩は、土地を探すところから始まりました。
土地を探して、その土地に決める時はかなり複合的な思考と決断を要します。
土地の大きい小さい、
高低差の有る無し(後の建築費用に大きく影響)、
古家の有る無し、
陽当たりの良し悪し
周囲の雰囲気の好き嫌い、
駅とのアクセスの良し悪しなどなど
それらに反映される土地の価格。
ひいては家ができて、そこでの家族の毎日の暮らしを想像する。
そんなことをイメージをして・・・、
ある時生まれる「よし、この土地でいくぞ」
という瞬間を探るのです。
私どもとのご挨拶の約10ヶ月後に
「よし、この土地でいくぞ」があり、
その16ヶ月後にこの住まいができました。
住まい手とつくり手になる私たちが、
お互いの思いを共有できてこその計画です。
その為には、
幾度となくこのような「「○○の家」建物完成見学会」のご案内・見学をされました。
・・・実は今回の見学会にも、そんなはじめの一歩(頃)の方が数組いらっしゃいました。
何よりも実際の住まいを見ることは、どちらの感想を得られるにしても有意義になるものと思います。
ということで、この住まいの紹介文は、
~ 暮らしにちょうどよい住まい ~
38坪の土地に30坪の木の家。家と庭がちょうど良いバランスになりました。
必要にして充分な暮らしをおすすめします。暮らしが始まると見えなくなってくる日常のありがたみ。
耐震や断熱のこと、あたりまえのありがたみを木の家に託しました。
そして、ポイントとしては、
★現場でつくるもの ・・・ 現場でつくったものは、現場でのメンテナンスがしやすいのです。
★家具 ・・・ 造り付けの家具は全体の統一感がうまれます。また地震では転倒の心配がありません。
★玄関 ・・・ 2方向への玄関框。収納、手洗い&トイレ、多くの機能が集約された玄関になりました。
★パッシブソーラー ・・・ 太陽の熱をそのまま利用するシステム「そよ風」をとり入れています。
★耐震、断熱の性能 ・・・ 耐震等級3。足元から暖まるG2水準の住まいです。
でした。
完成した姿・スナップ写真からだけでは、なかなかその “道のり” は見えませんが、
こんなお話で 住まいづくり・見学会の報告をさせて頂きました。
建て主さんには、はじめからのお付き合い、見学会のご理解・ご協力まで頂きまして、誠に有難うございました。
これから末永くお付き合いをさせて頂きますので、よろしくお願いします。
(安間稔)