建物レポート
イベント報告 | 栗平の家Ⅱ 建物完成見学会
3/2(土)&3(日)・曇り&少し晴れの寒い日、「栗平の家Ⅱ」建物完成見学会を行いました。
今回は、「敷地と住まい・暮らし」なんて副題を付けて報告します。
少し長文になりますが・・・、
さぁ、どうぞ。
↓ ↓
住宅街の中で周囲に半ば囲まれて、(特に欲しいこととなる冬場の)お日様の陽射しが部屋に入りづらいようなトコロもやっぱりあります。
だったら、普段くつろぐトコロを「2階にしよう!」となる場合もあります。
例えば、
今までマンション(の暮らし)だから、
2階(以上)でもぜんぜんいいよとか、
今までマンション(の暮らし)だったから、
さすがにそれは解消したい・・・とか、そんなことがあります。
そこ(だけ)を解決すれば、どちらかに計画を進められるってワケではないようです。
2階暮らしでもいいけど、お庭の花やミニ菜園などでごく身近に季節や自然を意識して暮らしたい・・・。
といったその暮らしに対する思い入れなどを持っていませんか。。
ここの住まいは、この後者です。
聞いたことを図面にするだけでなく、その敷地からきっと得られるいい面や注意点は、その人たちだけでなく、
それこそ、
いつも “一戸建ての住まい” をしっかり設計している人の意見って大切なんだと今でも思っています。
部屋になかなか日が入らなくても、
今の家は断熱性や気密性能がすごくよくなったのでガスや電気の暖房機器の効率もよくなったし大丈夫ですよって、さらっと流すだけでなく、・・・もう一歩お話をすすめるケースもあります。
太陽高度の低い冬場であっても、
実は屋根の陽当たりは以外にも “良き!” なのです。
その陽当たりを暮らしに取り込むぞって考えた住まいです。
「パッシブデザインを取り入れた設計」に「積極的に太陽の熱を熱のまま利用する」そんな暮らしを目指す住まいになりました。
とはいえ、
~朝日の入る開放的なキッチン~と謳えた住まいの見学会でした、ね。。
見学会では、その所以・経過、結果(これは建て主さんが実際に暮らしてからの感想が大事ですね!)についてお伝えしたのですが、見学会に来られなかった方々にはお話しする機会を頂ければ、私したいです!!
お問い合わせなど、よろしくお願いします。
次には、そのほかのスナップ写真をどうぞ。
見学会にご協力いただきました建て主さま、最初はご夫婦の故郷のお話しを伺った時もありました・・・、失礼しました。
これからもお付き合いよろしくお願いします。
(安間稔)