つくし野の家

BEFORE

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従来のシステムキッチンはコの字型で、コーナー部分には回転式の丸形収納がついています。 これはコーナー活用の最終兵器といえるかもしれませんが、デッド部分も大きく、限られたものしか載らないので、使えないよりはましというレベルと思います。 対面側の吊戸棚は、収納量が確保され、つけなくて済むのであれば、取ってしまった方がよりキッチンと食卓が一体化されて、キッチンも明るくなり、空間も拡がります。

リフォームのポイント

■キッチンの対面部分を利用し、食卓側に水槽を設けました。泳ぐ魚を眺めながら食卓を囲むことができます。 餌をやるための開口と、水を交換するための開口をそれぞれカウンターに設けています。 ■パントリーを別の部屋に確保できたので、キッチンの収納はすっきりとさせることができました。吊戸棚を撤去し、背面側も奥さまのお気に入りのものを飾って収納できる棚板をつくりました。 ■コストダウンのため、一部オープン棚にしている部分も将来的に引出しに変更できるような納まりにしています。使いづらい最下段だけは引出しをつけました。 ■コンロ左脇のコーナー部分は、使わないものの巣窟になるようならと思い切って閉じました。右側コーナーは食卓側から使える大きな雑物収納庫ができました。 ■対面キッチンの一部に調味料用の収納をつくりました。内部はステンレス張りなので、お掃除もしやすくなっています。